ふがいない僕は空を見た

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tezuka

満足 ふがいない僕は空を見た

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2013/3/6 17:48
tezuka  長老   投稿数: 486
生まれて、死ぬ。
生き物にとってその二つだけです、確かなことは。
人は偉人と言われ後世に名を残したとしても、偉業を成し遂げたとしても、どんなに残虐非道な行いをしたとしても、誰かに後ろ指さされるようなことをしたとしても、しょせん地球という手のひらのうえで小さく転がっているだけの存在です。
貧乏人もいる、お金持ちもいる、大馬鹿もの、色んな人が生きていて私たちの社会が地球の上に成り立っている。

本当は何が大切か?
私たちは新燃岳噴火も東日本大震災も見てきて、人間は自然の驚異の前で成すすべなく立ちつくすだけの存在だということを分かっているはず。
大切な人が生きていること。
自分が生きていること。
何よりそのことだけが大切。
お金も地位も立場もなにもかも、しょせん人間が作ったもの。
死ぬ時には何の意味もないもの。
でも、文明社会に生きている私たちは時にそれらに支配される。

登場人物の誰もが普通の人たちで、それぞれにそれぞれの範囲や考え方の中で懸命に生きている。
だからどう、ということではなく、ただそんなもの。
年上の人妻とのセックスを止めることができない高校2年生の少年、確かに止められないと思う。
人妻の場合は愛情やセックスへの切実な渇望があるように思える。
そう、だからやっぱり少年を手放すことはできない。
偽物でも何でも良い、少年とのセックスは自分という人間の存在価値のようにも思えるから。
少年の同級生たちにも生活への渇望がある。
彼らの周りの大人たちも渇望している。
どうして皆、そんなに不幸せなんだろう?
本当は皆、どっちもどっち。
だから何?という程度のことでしかない、本当は。

たとえ生まれて1分後に死んだ赤ん坊でも母親のお腹にいたときに、たくさんの愛情を母親から与えられ、そして母親に与えている。
生まれてきたから幸せなのではなく、命を与えられた時から本当は愛し愛されている。
その営みを私たちはこの地球という大自然の中で行っている自然の一部なんだということを忘れてしまっている。
人は何のために生まれてくるか?
そんなことは誰も知らない、だけど、そうだからそうなのだ。
そして、どんな生活をしていても誰が誰であっても、それは人間が作った社会でそうだというだけで、私たちはこの空の下やこの大地のもとでは皆、同じ、ただの人間だ。

なんだか壮大に語ってしまったけれど、この作品はそういうことだ。
皆、幸せで皆、不幸せ、そしてそれでも生まれてそして生きている。

田畑智子の胸が良かった・・・というか裸がとてもきれいだったです。
あれはすごい収穫だった。。。

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