Re: 大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院

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onitsuka

なし Re: 大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2014/11/23 20:35 | 最終変更
onitsuka  常連   投稿数: 63
「大いなる沈黙へ グランド・シャトルーズ修道院」★
 ネタバレ注意! 
 この文章は、映画の内容に、事細かに触れていることがあります。
読まれる方は、そのことを充分ご検討のうえ、お読みください。
 また、ちょっと長めに言わせていただきますと、映画を観るのに前情報を入れるのはいかがなもの“でしょう”?というのが、私の本音です。予告編とチラシと自分の直感、それとあとは、信頼できる友人からの口コミですね、そういう感じで映画を選んで観てほしいです。
 そして、事情は重々承知しているつもりですが、やはり、映画館でCMは流してほしくないですし、見たくないです。それに、映画は、基本、映画館で観るものだとも思います。但し、家計的にきつい人とかは別!これが、ま、私の心からの「叫び」「の・ようなもの」です。
 しつこいと言われることを覚悟しながら、怖さも感じながら、この前置きを書いています。そして、これは、これからここで書く全ての私の映画の感想の前に入れていきたいと思います。何故なら、それが、1映画ファンとしての、何ていいますか、恥ずかしながら、それなりのプライドとかいうものでございまして、また、映画の面白さや色んな楽しみ方を、お伝えし、広めていくことが、映画を再び心から楽しめるようになれた、私の使命?みたいなものじゃないかなと思うからです。
 “蒼”くさいでしょうか?
 出だしは、動かない人(少しは動くけれど)の映像で、ナレーションも音楽もなくて、例によって眠くなって、こんな気障ったらしい映画なんか観なくていい。大切な睡眠を摂りながら、観てやろうと思って、寝ていました。4分の1か5分の1は、寝たでしょうか。宗教なんか、糞喰らえ!という考えの、不謹慎、無宗教派の僕でした。
 途中、暗闇の中に、ほんのりと赤い光が出るショットが何回かあって、印象的だし、(井上陽水の「青い闇の警告」を思い出しました。)ビデオ画像のような荒い映像も、アクセント的に入ってきます。3回目に出た時には、またやってると思って、おかしかったけれど、4回目以降は笑いませんでした。
 中盤あたりから、修道士たちの生活の厳しさが、カトリックの厳しさとともに、人生の厳しさを描いているのかなと思っていて、修道士二人が散髪するシーンで、「ジャージー・ボーイズ」のクリストファー・ウォーケンを思い出し、さらに、当会員のYさんが、「かぞくのくに」で、ラスト、安藤サクラがキャリーバックを引っぱって歩くシーンを、北への“ファイティング・ポーズ”と書かれていたのを思い出して、これは、ひょっとすると、「イスラム国」に対する、静かなファイティングスピリットではないかと思えてきました。
 その後、雨粒が小さな水たまりたちに落ちてきて、雨になります。雨といえば、これは、もう、僕お得意の「七人の侍」(黒澤明監督/志村喬・三船敏郎ダブル主演)ではないかと思えてきて、これは、私風に言わせてもらえば、「イスラム国」への「七人の侍」ではないかと思いました。
 でも、そんなこと思わなくても、観終わった時、静かな、荘厳な気持ちにさせてくれる、心が洗われるような映画でした。これだから、映画は面白い。変な偏見を、自然となおしてくれる。但し、だからといって、別に、カトリックに特に肩入れするつもりは、毛頭ありませんけどね。
 終わりのほうで、修道士たちが、雪山で滑るシーンがあるのですが、雪山がきれいで、これは、おまけみたいなものだなと思って、「私をスキーに連れてって」(原田知世主演・姉妹出演)を思いました。そういえば、この後、原田がNHKのTVドラマで主演した「紙の月」を、「桐島、部活やめるってよ」(僕が立ち直るヒント・きっかけになった映画)の吉田大八監督がリメイクされて、公開されます。
 終盤、修道士一人一人の顔が、アップで映されて、そこで初めて、一言ずつ発言するのですが、その中で、盲目の人が、“盲目になったことをうれしく思う。見えないものが見えるから”と言った時、そうだろうなあ、僕も目、メチャクチャ悪いし、と思いながら、昨日から気になっていた、井上陽水の「自己嫌悪」という曲を思い出しました。レンタルして聴いて、「氷の世界」のアニヴァーサリー盤を買いました。
 そして、修道士たちの唯一楽しみな、食事のシーンになるのですが、白いスープのみで、ラストは、また、荒い映像でコップ半分の水が映されます。
 映画館が、くだらないスナックか何かのCMをやめてくれたのもうれしくて、上映後、一人小さく拍手しました。
 パンフレットを、「TOKYO TRIBE」以来、買ってしまいました。どんなことが書かれてあるか、楽しみにしていたのですが、そこでも、また、イラつくことがありました。
 この投稿は、大相撲九州場所で、白鵬が、大鵬の32回の優勝に並んだ生放送の最後のところで、「麦の唄」がかかって、感動していたのに、その後の「海外ネットワーク」で、イスラム国が少女の人身売買をしているという新しいニュースを見て、これは書かなくてはと思って書きました。FIN

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