ぶどうのなみだ

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  • なし ぶどうのなみだ (onitsuka, 2014/12/7 13:32)

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onitsuka

なし ぶどうのなみだ

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2014/12/7 13:32 | 最終変更
onitsuka  常連   投稿数: 63
「ぶどうのなみだ」★
 ネタバレ注意!
 この文章は、映画の内容に、事細かに触れていることがあります。
読まれる方は、そのことを充分ご検討のうえ、お読みください。
 また、ちょっと長めに言わせていただきますと、映画を観るのに前情報を入れるのはいかがなもの“でしょう”?というのが、私の本音です。予告編とチラシと自分の直感、それとあとは、信頼できる友人からの口コミですね、そういう感じで映画を選んで観てほしいです。
 そして、事情は重々承知しているつもりですが、やはり、映画館でCMは流してほしくないですし、見たくないです。それに、映画は、基本、映画館で観るものだとも思います。但し、家計的にきつい人とかは別!これが、ま、私の心からの「叫び」「の・ようなもの」です。
 しつこいと言われることを覚悟しながら、怖さも感じながら、この前置きを書いています。そして、これは、これからここで書く全ての私の映画の感想の前に入れていきたいと思います。何故なら、それが、1映画ファンとしての、何ていいますか、恥ずかしながら、それなりのプライドとかいうものでございまして、また、映画の面白さや色んな楽しみ方を、お伝えし、広めていくことが、映画を再び心から楽しめるようになれた、私の使命?みたいなものじゃないかなと思うからです。
 “蒼”くさいでしょうか?
 オープニングから、1点のスキもない作品でした。
 父親(大杉漣)が植えて、枯れてしまったやや太いぶどうの木に向かって、大泉洋が、中くらいのナタを、大きく振り上げます。
 かつて、オーケストラの指揮者だった、大泉の指揮棒を振る手の、スローモーションの美しいこと。ピンボケから焦点があってくる大泉の顔のアップ。
 安藤裕子さん(シンガーソングライターで、今回が初の演技出演とのこと)の母親役の江波杏子さんは、美人じゃないし、おばさんだし、苦手だなと思っていたけど、良かった。その江波さんが出演されたと思い込んで、昨年、NHKBS3で観直して、これはやはり名作だと確認した「Love Letter」を、“甘い”と言った思いあがった二人には、困ったものだと書こうとして鑑賞記録ノートとスマートフォンで調べたら、范分雀さんと間違えていました。
 江波さんへの思いと同じ体験を、「半沢直樹」の倍賞美津子さんでもしました。また、「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」の清川虹子さんも、この映画の、僕としては唯一の欠点だったのですが、その後、これも、NHKBS3で昔の映画に多数出演されているのを観て、考えが“変わり”ました。
 安藤さんが、そんなに顔が美人というわけでもなく、ナイスバディでもないので、何の色気もない気持ち良さを感じさせてくれます。でも、「抱きしめたい」♪と、ちょっと思いました。きたろうの床屋で、“髪”を切ってもらう時に、初めて色香が出ます。あの唇にキスしたい!と思いました。ラストで、大泉がそれをやってくれます。二人のもとに、なみだの雨粒が落ちてきて、雨になって大笑いして、抱き合います。
 田口トモロヲが登場するシーンの軽い曲は、どこかで聴いたぞと思ったら、「踊る大捜査線 THE MOVIE」(そういえば、この後、深津絵里さんが、「寄生獣」で、驚くような演技をします。)の「OTOBOKE」という曲とそっくりでした。笑える偉いさん三人組(スリーアミーゴス)のテーマ曲です。
 赤ワインなんて、味があまりしないし、絶対白ワインのほうが飲みやすい、赤を飲んでる奴なんて、気取ってるだけだと思っていましたが、この映画で、大泉が真剣に赤ワインづくりをしているのを観て、考えが“変わ”って、今度、ショットバーに行ったら、赤ワインをどんどん飲んで、味の違いが分かる、面白い大人になりたいなと思いました。前は、今度は、泡盛かウィスキーの珍しいのと思っていたのですが、映画は、そんな“偏見”を直してくれる効果も(スタップ細胞は)“あります”。(流行語大賞、取ったら面白かったのになあ。)
 そんなことがもう一つ、田口たちが、スコットランド民謡(「マッサン」の主題歌「麦の唄」の入りみたいな、昔、“ヒポクラテスかプラトンが何やら、骨とか…”という歌詞の歌を歌って大ブレイクしたグループ(「たま」))のような曲を弾きながら歩いて、その様子が「82/1」を思わせた時もありました。あの映画は、評論家でも映画ファンの間でも、傑作と言われていて、評論家の間では、歴代の3位以内に入るような作品なので、3回ほど観ましたが、2回目では人生の支えになってくれるような作品だ、と思えたのに、3回目は、ただの浮気男の話じゃないか、と嫌になってしまいました。もう一度、レンタルで借りて、暇な時じっくりと観てみたいです。レンタルメモに書きました。
 赤ワインを注ぐシーンでも、スローモーションが使われていますが、アルコールを飲まない牛乳派の弟の染谷が、ラスト近くで飲む時は、大泉があっさり注ぎます。始め、二人の兄弟対決かなと思いましたが、二人は仲良しでした。
 雨のシーンを観ると、どうしても「七人の侍」を思ってしまう僕ですし、“ありがとう”と安藤さんが何回か3回位ですか、言われるのですが、あれを聴くと、「東京物語」の笠智衆や東山千栄子さんの“ありがとう”を思い出します。「東京物語」の笠さんは、小津監督が作られたものですが、ああいう人に到達するのが、私の“夢”のひとつです。
 大杉さんときたろうさんの写真が飾られているショットが、2,3回出てきますが、大杉さんと写真といえば、「がんばっていきまっしょい」(主演:田中麗奈の映画デビュー作。)です。あの作品の女の子たちの演技は拙いですが、昭和54年に高校を卒業して、第1回目の共通一次試験を受ける生徒たちの話で、ぴったり僕の年と一致するので、(恐い、数学の先生もいらっしゃたし)それこそ、昔、「グレート・ブルー」を私の宝物(「の・ようなもの」)と言われた、美人の元会員のHさんのように、この映画のDVDとサントラは、僕の宝物になっています。初めて買ったDVDで、テレビの画面の美しさに、家のTVでもこんなにきれいに映るのかと、驚いたり、感動したりしたのを覚えています。
 安藤さんが、嫌だという雨で、ずぶ濡れになって、大泉の家の風呂に入るシーンでは、もう、床屋のシーンで充分色気感じたから、脱がなくていいですよと思いましたが、全く、そんな心配は杞憂でした。
また、“今度は”、本の代わりに、昔のように、とても気に入った映画のパンフレットを買うようになりそうです。置いてあるところでは。もう、「大いなる沈黙…」と「こっぱみじん」(これは、感想をノートに書いている時、走り書きしたメモの文字が分からなくて、こだわって(“気になって気になって気になって”?)いたら、シナリオ(脚本)を読む楽しさを、初めてじゃないかなあ、知りました。)「ぶどうのなみだ」で3冊、まるで小型の積読状態です。
 また、中島みゆきさんのファンクラブの会報も、2年分入るファイルをファンクラブで売っていたので、買って再び保存するようになります。これと一緒に買った、新作の夜会のパンフレットも、いずれ読まなくてはなりません。
 昔から保存していたみゆきさんのファイルを見てみたら、以前の自分に戻っているだけのようじゃないと思いましたが、昔と違うのは、みゆきさんが「オールナイトニッポン」の最終回で言われたように、それなりに“十分辛い思いをして”、今、なんとか少し「幸せ」な気分になれているということです。昔は、ただ調子いいだけの感覚で、“幸せは、ここそこにあるよ”と、空を握って、同僚の可愛い華奢な女の子に話したことがあります。
 大泉が、今まで観た中で、(演劇とか観ていないので)一番かっこいい役(男)を演じていました。
 そういえば、大泉が、““変わ”らなくちゃいけないんだ”と言い、安藤さんかきたろうが、““変わ”らないものもある”とか言います。とってもとってもいい台詞だと思います。みゆきさんの「忘れてはいけない」という曲と、メッセージが似ています。
 安藤さん、また、新しい素敵な女優さん、見つけちゃった。♡S・S・ライターということだから、どんな歌を歌っていらっしゃるか、そちらにも興味湧いてきましたし。
 ラスト、大泉と安藤さんの結婚式かと思ったら、きたろうとりりィさんのだったので、“上手”くはぐらかされて、ごまかされて、だまされたと思って、面白かったです。
 安藤さんが、始めのほうで、穴を掘り始めるのだけれど、何やってるのかな?と思っていたら、アンモナイトの化石を見つけるためでした。“何億年前からいる”とか言います。
 染谷と大泉が、キャッチボールするシーンは、今年では「ふしぎな岬の物語」ですし、以前では、「異人たちとの夏」(大林宣彦監督)を思いました。
 その他。大泉と染谷の二人が、大型の犬を飼っているのですけど、出てくるたびに、「フランダースの犬」か?と、一人秘かに、心の中で突っ込みながら、楽しんで観ていました。舞台となるのは、北海道の空知(そらち)というところ“とのことでした”♪。ちなみに、大泉の役名は、アオ。染谷のは、ロクでした。そういえば、安藤さんの役名がエリカで、荒地という意味ということで、お話の中で本人は、ずっと嫌っていたのですが、ラスト近くで、母親の江波さんが、その誤解を解いてくれます。水車“のようなもの”が出てくるシーンでは、「夢」の、笠さんのPartを思い出しました。終

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