母と暮せば

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  • なし 母と暮せば (kinsan, 2015/12/14 6:36)

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kinsan

なし 母と暮せば

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2015/12/14 6:36
kinsan  長老   投稿数: 275
山田洋次監督が井上ひさしの「父と暮せば」へのオマージュの意味合いも兼ねて製作した作品。

設定は、「父と暮せば」と登場人物も含めて対称的な構成になっている。一番違うのは山田監督が当時の生活の様子を丁寧に描くことで、戦争の悲惨さと苦しみを描こうとしていることだと思う。

初共演で、母と息子を演じた吉永小百合と二宮和也はよかったと思う。それ以上に良かったのが、黒木華だった。山田監督に厳しく指導されている様子をテレビで見たが、見事にそれに応えていると思った。私の今年の「助演女優賞」は、彼女に決まり。

私の大好きな山田監督ではあるが、ラストシーンには非常に違和感を覚えた。
まるで宗教団体が製作した映画のようなラストシーンだと感じてしまった。
吉永小百合が死んでしまうことも含めて、山田監督の意識が以前とは違ってきているのではないかとも考えてしまった。

吉永が黒木華と浅野忠信の子どもの出産を助けて、二宮に語りかけるような終わり方もあったのではないかと思う。

二宮の亡霊の意味が、吉永の過去への追想と未来への不安を象徴しているとも感じた。

小学3年生の国語の教科書に出ている、「ちいちゃんのかげおくり」を思い出してしまった。

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