Re: 最愛の子
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最愛の子 (hiro, 2016/4/23 23:10)
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Re: 最愛の子 (haruko, 2016/4/24 10:57)
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Re: 最愛の子
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投稿日時 2016/4/24 10:57 |
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以前NHKのクローズアップ現代だったかで中国の幼児拉致つまり人さらいの実情が放映された。
ひどく憤慨し悔し涙無しには見ることが出来なかった。だから、映画とは言え、私はドキュメンタリーに近いものを想像して観に行った。
確かに前半は息も詰まる展開で、怒りに震えながら涙を押さえながら、真剣に見入った。横で友人が泣き続けていたが、私は泣くと言うより怒りのほうが強く、連れ去られた親の立場にしか自分を置けなかった。
ここまでは映画として本当に、素晴らしい展開、家族の会の人々にも凄く好感持てたし、涙無しでは見られなかった。
NHKで見たときは、拉致した子どもを金持ちの夫婦に売る,つまりは子どもを拉致する強盗団だった。
しかし、hiroさん言う所の視点の切り替えって奴で、私は全く裏切られてしまった。
こんなうやむやに終わるなんて、悪人を突き詰めると国からお咎めでもあるのだろうか?と勘ぐりたくもなって来て、また怒りの涙が湧いて来る。
社会派ドラマで終わって欲しかった。観客動員出来なかったとしてもである。
そのまま最後まで、前半の勢いのまま突っ走って欲しかった。
主人公の父親を追い続けて欲しかった。
育ての親?聞こえはいいが、最悪のドロボーではないか、他人のかけがえの無い宝を、盗むなんて、卑怯この上ない。殺人にも匹敵それ以上の罪に等しい。
彼女は直接盗んだ訳ではないが、盗んだ物と知ってて自分の物にして、それをそれ程の罪悪感も持たず、探しまわるなんて。
ようやく盗まれた親の気持ちが分かったか?
否、彼女は悔い改めるどころか、自分の不幸のみを喚き立てる最低の女だった。
何故、育て親だなんて奇麗ごとをみんな口にしてへらへら笑っていられるのか。
否、、私がこんなに怒ってどうする?これは映画だ。馬鹿馬鹿しくて自分を笑いたくなって来る。
しかも「ラブソング」のピーター・チャン監督。
でも、ラブソングにしても、今に思えば、ラストはだんだん息切れしたような映画だった。