海よりもまだ深く

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  • なし 海よりもまだ深く (onitsuka, 2016/5/24 8:42)

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onitsuka

なし 海よりもまだ深く

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2016/5/24 8:42 | 最終変更
onitsuka  常連   投稿数: 63
海よりもまだ深く★(4.5点/5点満点)
 ネタバレ注意!
 この文章は、映画の重要な内容に触れていることがあります。
 読まれる方は、そのことを充分御検討の上お読み下さい。
 少し書きますと、映画を観るのに、前情報を入れ過ぎるのは如何なものか?というのが僕の本音です。予告編やチラシ自分の直感と信頼できる友人からの口コミ、そんな感じで映画を選んで欲しいです。また、事情は重々承知しておりますが極力映画館でCMは見たくないとも思っています。そのためには、基本的に映画を映画館で観ないといけない。但し、家計的にきつい人などは別です。そういう方は、レンタルを利用されるのも、大いに結構だと思います。
 畏れを少し感じながらこの前置きを書いています。これは、此処で書くすべての僕の文の前に入れていきたいです。何故なら、それが1映画ファンとしての夢だからです。
 映画の感想や面白さを詳しくお伝えしたいところですが、せめて、この場をお借りして面白い映画をご紹介するのが、再び(心から)映画を楽しめるようになれた私に今できることだと思ってあきらめずにこのパターンで書いてゆこうと思います。
 是枝監督の作品だけど、2回目くらいに観てフィックスショットが多用されているのに気づいてそれだけでいい映画だったんだあと思った歩いても歩いてもと似たキャスティングで、どんな映画だろうと思っていたら、テレビCMでだめな息子への母の愛が海よりも深いという話みたいというネタバレを聞いて、それ以上何かあるのかな?と思って観に行きました。
 また、海といえば、みゆきさんにも海の入った歌が多くて、学生の頃僕にみゆきさんを教えてくれた広島の遠い親戚の看護師をしているお姐さんは、みゆきさんの海の歌には傑作が多いと話していたなあと思いつつ。
 広島つながりで、迷いましたがこれは愚痴というよりもこんな中途半端なバカもいますから大丈夫ですヨという気持ちから、アナザーストーリーズで仁義なき戦いの話を知って、シリーズのうち3本DVDで観ましたけどあまり面白くなかったのですが、皆さん大変な苦労をされて創られたということと、原爆ドームと反戦のテーマがあったことを教わりました。本質とメッセージに気づいていればもっと好感度な感想が持てていたかもしれなかったなあと思いました。でも、あの説明ナレーションとスーパーインポーズと登場人物が多い映画を改めて観直す気には今もなれないんですよねえ。
 観る前、清水ミチコの顔まね本を見つけて笑って、笑いはOKだったけど、座席で上映が始まるのを待つ間にこれは是枝監督のコメディかも?と思っていたら、オープニングでFuji…と出たのでそうかもと思ったら、出だしは小林聡美と樹木希林の掛け合いで笑えました。あとで、歩いても…の樹木とYOUの会話と似ていたと思って。
 リリー・フランキーの時代へのシニカル・ムーン、(愛した女の)過去の男になるのが大人(の男)というものだろ、阿部寛のなりたいもの(大人)に簡単になれると思うな、樹木のテレサ・テンの別れの予感をバックにした海よりも深く人を愛したことある?…、(僕も愛についてはわかったつもりですが、海よりも深く人を愛したことがあるか自信はないのもあるので)これらだけでも、台詞に心のパンチが効いている映画でした。久しぶりに、シナリオが欲しいと思ってパンフを買ったけど載ってなかったので、雑誌シナリオかキネ旬に載ってないかちょいちょい聞いたり探したりしたけど今はなくて、その代わりノベライズ文庫と特集雑誌を1冊見つけました。何か、これから生きていくのに持っておきたい映画だなと思います。
 阿部が特に僕ちょうど重なるところがありましたが、細かすぎるのは割愛して。
 ラスト近く、樹木が真木よう子に阿部のへその緒を渡すシーンには、いつものパターンで東京物語の笠さんから原節子さんへを思いました。
 小林の(私に)甘えないでねとか、真木の一瞥で阿部を(男を)殺しそうなショットで女の人(の1面)って恐いなと思いました。それらと対照的なところで、母の愛はタイトル通り海よりもまだ深くなんだなあと思いましたが、(この辺で僕ももう少し母にやさしくしようかなと思ったけど、どうなりますか?)本質は前述の、樹木の愛したことある?のあとの台詞のシーンだと思いました。だって、あそこで涙がにじみそうになった(見た)もん(ジャパン)。
 阿部が、仏壇の灰から線香の燃え残りを出すシーンで、火葬場で焼いた遺骨を箸ではし渡しするの僕不器用で苦手だから、いつか、やめてくれない?と言おうと思っていたのを思い出して、ウイングルのスタッフさんに言った、高倉健さんが不器用ですと何回も言い続けられたから、世の中不器用な人でも楽しく働けるように(生きられるように)しなきゃいけないんじゃないですかと伝えても変わらなかったことを思い出しました。
 同じ言葉を3回続けて言うのは何かの映画であったような気がしたけど、なければ、三谷幸喜さんがビリー・ワイルダーの映画かに出演している俳優さんの名前か脚本家か役名で、J・J?…と2つ続くのが好きだと言われてたことだと思います。
 高橋和也さんがハッシュを思わせて、兄嫁の真木に会いたがるのもおかしかったです。
 真木の彼氏役で、Shibuya Deep Aで占部房子さんが上田耕一さんと共演されているのを知った時いっしょに出ていた小澤征悦も出演しています。
 阿部が、仏壇のまんじゅうを食べて口に白い跡が付いているのを指摘されるシーンでは、優しい人なら解けるクイズやさしいねで、佐藤栞里ちゃんがあげパンが作られるやさしい理由で、牛乳アレルギーの人のために牛乳で付く口ひげの代わりに砂糖で付けてあげようとしたという答えを出したのを思いました。こんなことを覚えていなきゃと思って、細かい台詞を聞き逃して。昔、若い頃は一時期映画館にノート持ち込んで暗い中でメモ取りながら観てた頃もあったなあ。
 台風の中、(撮影大変だっただろうなと思いながら)公園の遊具の筒の中に入るのも何かの映画で土管の中に入るのを思いましたし、散らばった宝くじを拾うのも何かで別のものを拾い集めるのがあった気がしました。あとで、ダイハード1作目のドル札が舞い散るラストだったかなとも思いましたけど。ここでの、筒の中での、阿部と真木の2ショットもとても素晴らしかったです。
 クレジットタイトル曲の最初でひこうき雲という歌詞が出て、すぐコントレール~罪と恋~を思いましが、N○○の回し者ではないので、阿部が漫画の原作を書かないかと誘われたときは、黒木華ちゃん主演の重版出来!を思いました。
 フェードアウトが2回位あって、久しぶりにこういうの使う映画を観たなあと思いました。
 阿部が息子に本を選んで送るくらいしかできないと言うのは、僕が姪たちにBlu-rayやCDなどを贈ってやるくらいしかできないのと同じだと思いました。
 真木がはがきの宛名を書くところで、褒められたあと見られると緊張すると言ったのもこのあいだウイングルで同じようなことがあったり、ラスト、阿部が墨でサインを書くシーンで書道をしている姪のことを思いました。
 同率1位で1番目。主演男優、助演女優・同点:樹木。監督・脚本、撮影。
 あとで、三島賞で怒ってらっしゃた映画の基礎を教えてくださった蓮見重彦先生(さん)風に思いついたのは、この映画タイトルにも関わらず海が確か一切出てこなかったことでした。その代わり、テレビドラマで海が大きく出るシーンがあって、この2トップ今年の僕にとっての奇跡だ(よ)と思いました。
 せか猫の投稿のあと、石橋杏奈のそっちかあ~いなことが起こって、結果的にみゆきさんの心の荷物は軽くないになってしまったのかなあ?ですわ。
 これ以上は、カット。観てもらえばわかる人にはわかると思います。
 いい映画(面白い)です。私(オレ)は評論家じゃないですから。
(敬称略)

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