トンマッコルへようこそ

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kinsan

通常 トンマッコルへようこそ

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 | 投稿日時 2006/10/28 16:54
kinsan  長老   投稿数: 275
キネマ館の「映画で戦争を考える」映画特集のオープニング作品である。
全国と同じ日の公開で、オープニング作品としての役割を果たす作品であった。

朝鮮戦争のまっただ中、その戦争に巻き込まれることなく存在しているトンマッコルの村。そこにアメリカ軍のパイロットや北朝鮮。韓国軍の兵士達が入り込むことによって、結果的には平和な村にも、戦争の影が忍び込んでくる。

ラスト近くまでは、本当に平和の楽しさ、争わないことの素晴らしさが実感できる物語が語られる。トンマッコルという架空の村が本当に存在していたら・・・と、ふと考えさせられる。

しかしアメリカ軍のパイロットの行方を巡って、雲行きがおかしくなり、穏やかな温かい村と観客の心に暗い影を落としていく。

トンマッコルでの穏やかで平和な日常生活があったからこそ、ラストへの展開は、物悲しさと戦争の不合理さ悲惨さを感じさせていく。

ファンタジックな映画だけに、訴えてくるものも大きい。
戦争を考えても考えなくても、心に沁みるいい作品であった。

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