花の生涯 梅蘭芳

投稿ツリー

  • なし 花の生涯 梅蘭芳 (kinsan, 2009/5/4 1:00)

このトピックの投稿一覧へ

kinsan

なし 花の生涯 梅蘭芳

msg# 1
depth:
0
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2009/5/4 1:00
kinsan  長老   投稿数: 276
京劇の伝説的な女形、「梅蘭芳」の生涯を三つのエピソードを中心に描いています。

出演は、レオン・ライ、チャン・ツィイー、スン・ホンレイ、
チェン・ホン、ワン・シュエチー、安藤政信、六平直政・・他
監督は、チェン・カイコーです。

若き日の京劇の役者梅蘭芳は師の教えに従いながらも、新しいものを探そうとしています。そこへ、米国帰りの役人が登場し、京劇の新しい演技を提案します。このことは、どのように考えても旧守タイプの師との戦いと師への決別を意味します。結果梅は師に勝つことができ、京劇の花形役者としての道を歩み始めます。

そうした人気の中、梅は結婚します。どちらかといえば、役者の家と家のつながりからうまれたような結婚の気がします。そして今や梅のマネージャー的存在になった元役人の提案で、米国公演の計画が進んでいきます。妻との関係、米国公演、更に京劇の男役の女優との恋、この3っつが絡み合って中盤の話しを盛り上げていきます。

そして時代は15年戦争へと進みます。日本帝国軍の中国侵入と同時に、梅の京劇公演にも影響が出てきます。更に京劇役者としての梅蘭芳を占領政策に利用とする日本軍への抵抗。

こうした出来事を背景に、梅蘭芳の生涯を描いていきます。

2時間半の映画時間が、長く感じられませんでした。強く印象の残るエピソードもありますが、全体的に静かに、それでいて深みのある描き方が中心です。強烈なインパクトあるわけではないのに、見終わった後に、映画の素晴らしさを感じてしまうそんな映画でした。

梅蘭芳を演じたレオン・ライ、若き日の梅蘭芳を演じたユィ・シャオチュン、二人ともきれいです。化粧の質や仕方は異なりますが、歌舞伎の坂東玉三郎にも負けないくらいの綺麗さです。

そしてやがては梅蘭芳の愛人となる、京劇の男役の女優チャン・ツィイー。デビュー作「初恋のきた道」に負けないくらいの可愛さ、そして愛人としての辛さをうまく演じています。彼女の久々の好演をみた思いがしました。

激動の時代を背景に、チェン・カイコー監督は梅蘭芳だけではなく「身分の低い」京劇役者のことや時代の流れを巧に織り込んだ作品に仕上げています。

見終わった後、機会があったらテレビでも良いから京劇をきちんと見てみたいと思いました。

  条件検索へ


サイト内検索

ログイン

ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失

新規登録