銀色の雨

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  • なし 銀色の雨 (kinsan, 2010/2/27 8:48)

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kinsan

なし 銀色の雨

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2010/2/27 8:48
kinsan  長老   投稿数: 276
浅田次郎原作の短編小説を、「銀のエンゼル」の鈴井貴之が監督した作品。
主演は、中村獅童・賀来賢人・前田亜季。米子市が映画の主な舞台になっています。

率直な感想は、「軽い」でした。主役3人の背負っているものの重さがきちんと描かれていればこそのストーリーなのに、描写不足のためにいろいろな場面が軽くなってしまいまいた。

引退を迫られているボクシングの元日本チャンピオン、彼との試合が原因で父を失った陸上競技に取り組んでいる高校生。ネコと暮らしネールアートをしながら夜は水商売をしている、高校生と知り合いの女性。
ちょっと脚本や演出を工夫すれば彼等が「何故、雨にうたれるのか」、「雨にうたれながら、何を考えているのか」そうしたことが、見ている方に伝わってくると思うのですが・・・

「地球が、泣いているよ」とか「雨にうたれたと思えばいい」という、ある意味浅田調の「決め台詞」が全然響いてこないのです。決め台詞が上滑りしてしまうのは、見る方にとっては苦痛です。「温泉には、雨が似合う」というある映画の台詞を思い出してしまいました。

LOVEがLONEになるのではなく、LONEがLOVEになる映画だったと思うのですが、このある意味テーマとなる場面もあっさりと流されてしまいました・・・

父を殺した相手が、仲良くなったボクサーだと知った賀来と獅童が心をかわし合う場面で、獅童が賀来の肩を抱いた瞬間、獅童は吐息を漏らします。「?」、この瞬間せっかく盛り上げようとしていた私の気持ちが萎えてしまいました。

鈴井監督に期待して観に行った映画でしたが、ちょっと不満の残る映画になってしまいました。

それにしても、雨に濡れながら歩いていくことが気にならなかったのはいつ頃までだったのだろうかと考えてしまいました。

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