FORMA

  • このフォーラムに新しいトピックを立てることはできません
  • このフォーラムではゲスト投稿が禁止されています

投稿ツリー


hiro

なし FORMA

msg# 1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2014/11/16 15:21 | 最終変更
hiro  管理人   投稿数: 219
 道路工事現場で誘導係をしていた由香里(松岡恵望子)に高校時代以来9年ぶりに再会した綾子(梅野渚)が「人手不足なので自分の勤める会社で働かないか」と誘ったのが発端。好意の人に思えた綾子だが、由香里にコピーのやり直しや上司の自分に敬語を使うよう命じ、ネチネチとしたいじめが始まる。由香里の婚約者・田村(仁志原了)には高校時代の由香里について告げ口する始末。湊かなえのミステリのようないやーな話、でも面白いと思っていたら、映画は後半、意外な展開に突き進む。

 坂本あゆみ監督によると、クライマックスの24分間のワンシーンワンカットはリハーサルなし、本読みなしの一発勝負だったそうだ。ここの長回しは一定の効果を挙げているが、全編ワンシーンワンカットで撮ることには疑問を持つ。映画はカットを割るのが本道だからだ。こういう撮り方をしたのは細かくカットを割る技術と予算的な制約が原因だったのではないかと想像してしまう。

 坂本監督との共同作業の末、仁志原了の脚本は25稿に及んだという。内田けんじの映画を思わせるようなこの脚本がよくできている。綾子が段ボール箱にボールペンで穴を開け、それをかぶって歩く冒頭のシーンの意味はなんだろうと思ったが、映画の展開を見れば、物事を単眼で(一面的に)狭い視野から見てはいけないことのメタファーなのだろう。FORMA(フォルマ)は「本質」という意味とのこと。
onitsuka

なし Re: FORMA

msg# 1.1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2014/11/17 21:24 | 最終変更
onitsuka  常連   投稿数: 63
「FORMA」?
 オープニングから、引きの映像で、せっかくの超美人の女優さんなのに、バスト・ショット(田山力哉さんの「映画小辞典」によると、中点が要るんだって)ひとつない。何だ、これは?ひねくれ女監督の映画じゃないかと、眠りかぶりながら観ていたら、終盤、大変な見せ場がやってきて、面白くて仕方がなかった。でも、肝心の序盤・中盤を全然観ていないのに、監督とその美人女優さんのトークショーを聴いていて知りました。
 引きの映画ということで、北野武監督の「キッズ・リターン」を無性に観たくなりまして、レンタル候補に、早速メモしました。あの作品のメッセージは、今こそ僕の心にぴたっと来るし、とってもお世話になっている訪問看護のスタッフさんの一人の、お気に入りの映画だと聞いていたからです。
 「リスボンに誘われて」も、終盤再び面白くなるという同じような体験をしましたが、あちらはレンタルはおろかNHKのBS放送待ちでいいかなって感じです。
 「FORMA」は、もう一度観てみたい。(でも、スマートフォンで調べても、DVDとか化の情報はないし、せめて、脚本をと思ったけれど、パンフレットも買えなかった。)その理由の一つは、この映画がこの監督の初監督作品で、その可能性にもう1回、賭けてみたいからです。もう一つの理由は、これが日本映画だからです。鑑賞記録ノートを見てみたら、1991年8月23日(金)、湯布院映画祭で、老体の身でゲスト参加されたマキノ雅広監督(その時、高倉健さん主演の「昭和残侠伝 死んで貰います」を観ていました。スマホで調べたら、マキノ雅弘ほかいろんな“別名”を持っていらっしゃいました。)が、シンポジウムの席で、最後にこうおっしゃったのを覚えていて、(笑福亭鶴瓶はいい奴だと、宮崎映画祭に来られた相米慎二監督から、直接聞きました。)それをノートに当時のワープロ(懐かしいなあ(笑))で打った文章として貼り付けて残していたからです。
 「皆さん、日本映画を見てください。」
 何か、それからずっと、ただの1映画ファンとして、監督の日本映画に対する熱い想いを、バトンを渡されたような気になっていたからです。
 実を言うと、このことも書きたくて、この投稿をいたしました。不埒でしょうか?
 「FORMA」は、あと3回上映されますが、お仕事のある方の行けるのは、11月19日(水)19:50~と11月21日(金)17:20~の2回です。1回では、多分、よく分からないと思います。お金と時間と興味のある方はどうぞ。
 また、怒られそうなことをやっちまいました。懲りない私です。(笑う)
 だって、楽しいんだもん。
 許して…。くれないか。
onitsuka

なし Re: Re: FORMA

msg# 1.1.1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2014/11/19 23:44 | 最終変更
onitsuka  常連   投稿数: 63
「FORMA」★
 ネタバレ注意!
 この文章は、映画の内容に、事細かに触れていることがあります。
 読まれる方は、そのことを充分ご検討のうえ、お読みください。
 また、少し言わせていただけるなら、映画を観るのに前情報を入れるのはいかがなものか?というのが、私の本音です。予告編とチラシと自分の直感、それとあとは、信頼できる友人からの口コミですね、で映画を選んで観てほしいです。
 そして、事情は重々承知しているつもりですが、やはり、映画館でCMは流してほしくないですし、見たくないです。それに、映画は、基本、映画館で観るものだとも思います。但し、家計的にきつい人とかは別!これが私の心からの叫びです。
 しつこいと言われることを覚悟しながら、怖さを感じながら、この前置きを書いています。そして、これは、これからここで書く全ての私の映画の感想の前に入れていきたいと思います。何故なら、それが、1映画ファンとしてのプライドでありまして、私“なりの闘い方”だと思うからです。
 “蒼”くさいでしょうか?
 この映画、凄いです。2回観て、やっと分かりました。初監督の可能性に賭けて、大正解でした。傑作とか書いてしまうと、よく分からなかった人は、ムカつくでしょうけれど、そうなのですよ。超美人の主演女優さんはおろか、1回目では見逃していたバスト・ショットが、ふんだんに出てきますし、男目線から見たら、過剰なくらいの、エロティシズムです。サービスショット、盛りだくさんです。これも分かってもらえるかなあ?女性監督ならでは、という感じです。
 女性にとっては、男優さんが、光石研さんが有名なくらいで、あとは地味な若手の俳優さんだから、ついていけるか、心配です。
 平田オリザさんの主宰されている青年団の演劇に近い、静かな映画かなあと、思ってみていましたが、衝撃はそれ以上だったかもしれません。
 光石さんは、これまでも、そうされていたのかもしれませんが、僕が観た中では、初めて観る、静かで熱い、音楽に例えれば、一級品のジャズのような演技をされています。
 “上手”く、良さが伝わったでしょうか?時間がないので、これ以上は無理です。ただ、私が、凄い映画を観たときに起きる、手のしびれを、感じました。
 宮崎では、もう1回だけ、11月21日(金)17:20~上映されます。自分でも調べて、映画館の人にも調べていただいたのですが、今のところ、DVDとか化の予定はないそうです。「こっぱみじん」よりは、先に出そうな話でしたけれど、宮崎のレンタルショップさんに置いてもらえるでしょうか?
 この映画の面白さ、凄さが分からない人は、恋愛経験が不足しているか、恋愛経験に恵まれている人です。それ以上は、危なくて書けません。自分の鑑賞記録ノートには、思いつく限り細かく記録しておきたいと思いますし、DVDとか化されたら、是非、手元に持っておきたい一品です。
  条件検索へ

サイト内検索

ログイン

ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失

新規登録