映画 深夜食堂

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2015/2/9 8:41
hiro  管理人   投稿数: 218
 「ナポリタン」「とろろご飯」「カレーライス」の3編からなるオムニバス、というより短編連作の趣だ。素朴な料理と素朴な人情が実にマッチしていて心地よい。都会の片隅の深夜食堂こと「めしや」に常連が集うのは素朴な家庭料理があるからだろうし、そこには素朴な人情が生まれる。店のたたずまいと出てくる料理の素朴さのためか、時代は東日本大震災後の今なのに1960年代あたりの雰囲気が感じられる。一種ノスタルジックな味わいがあるのだ。そこがこのドラマの魅力であり、人情長屋を舞台にした落語の世界に通じるものを感じた。時代は変わっても、人と人とのかかわりはそんなに変わらないのだと、松岡錠司監督は控えめに主張しているのかもしれない。

 3つのエピソードをつなぐのは店に忘れられた骨壺のエピソードだが、これはそれほど太い幹ではない。食堂主人の小林薫のように、控えめに各エピソードをつないでいる。ただし、このエピソードを締める田中裕子の演技は絶妙のおかしみが漂っていて良い。

 映画だからといって気を張らず、テレビドラマの雰囲気を壊さずに無理なく映画化している点に好感が持てた。同じシーンには出てこないが、高岡早紀と筒井道隆の「バタ足金魚」コンビが出ているのもうれしい。「とろろご飯」編をしっかり支える多部未華子が良くてうまくて感心した。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2015/10/13 21:54 | 最終変更
haruko  長老   投稿数: 320
「東京タワーおかんとボクと、時々おとん」で最優秀監督賞を受賞した松岡錠司監督作品。
この「深夜食堂」はテレビドラマで好評だったらしいが、私は未見、この映画が初めてだった。

真夜中の12時から明け方まで営業する「深夜食堂」には、訳ありのお客が次々とやって来る。彼らの会話からどのような間柄なのかが伺える。
ほんわかと心が温かくなって、ちょっぴり笑って、ちょっぴりジ〜ンと胸を打たれて「私も行ってみたい」と思わせられる。

どの客が言ったのだったか「今はナポリタンって言うけど、昔はイタリアンって言ってたのよ、、」って。そうそう懐かしい。

こういう狭い空間でのドラマは役者が下手ではどうにもならない。
多部未華子の肩に力の入った凛とした美しさは気持ちよかった。
高岡早紀と柄本時生も上手い。
ちょっととぼけた警察官のオダギリジョーもさすがさすが!
やはり、監督の力だろうか。

ここの常連になって仲間に加わって、どうでもいい話しで笑ったり泣いたりしてみたい。訳ありそうな店主、小林薫の、真の姿は見えず終いだったから、「彼の若い頃何があったのか?」と、また興味が次へと持続して行くのかも知れない。
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