バードピープル

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2016/2/16 16:42 | 最終変更
onitsuka  常連   投稿数: 63
バードピープル★(4.5点/5点満点)
 ネタバレ注意!
 この文章は、映画の重要な内容に触れていることがあります。
 読まれる方は、そのことを充分御検討の上お読み下さい。
 少し書きますと、映画を観るのに、前情報を入れ過ぎるのは如何なものか?というのが僕の本音です。予告編やチラシ自分の直感と信頼できる人からの口コミ、そんな感じで映画を選んで欲しいです。また、事情は重々承知しておりますが極力映画館でCMは見たくないとも思っています。そのためには、基本的に映画を映画館で観ないといけない。但し、家計的にきつい人などは別です。そういう方は、レンタルをご利用されるのも、大いに結構だと思います。
 畏れを少し感じながらこの前置きを書いています。これは、此処で書くすべての僕の文の前に入れていきたいです。何故なら、それが1映画ファンとしての夢だからです。
 映画の感想や面白さを詳しくお伝えしたいところですが、せめて、この場をお借りして面白い映画をご紹介するのが、再び心から映画を楽しめるようになれた私に今できることだと思って諦めずにこのパターンで書いてゆこうと思います。
 観る前、チラシのコピー、鳥になって…から、翼をくださいとかみゆきさんの鳥になって♪の歌詞(調べたら、そのまま鳥になってというタイトルの曲でした)を思っていました。
 出だしの駅か空港の、調べたらターミナルっていうんですね、広場を上から撮った映像で人の群れが歩いていく中で、1人の男が立ち止まる。こいつが主人公かなと思ったら、寄りもアップもしない。
 その後、中位の大きさの階段を大勢が上り降りするシーンで、映画に愛をこめて アメリカの夜(この映画、このシーンひとつ撮るのにどんなに苦労してるかって話が始めのほうであるんだけど、そういう映画の大変さはわかったけど、2回観て2回とも途中で寝てしまいました、確か。2回目は家で観たんだろうけど観るの途中でやめてるし。中古で、また観直したらいいのかもと持ってたけど、いつのことになるやらわからないまま取っておくのは気になるので捨てました。BSでCMなしで放映してくれたら、録画して観ようとは思うけれど)のオープニング=冒頭のシーンを思いました。
 フランス映画で、オドレーという名に、即オドレー・トトゥを思ったけど、調べたらあっちは、オドレイ・トトゥでした。
 主人公のオドレーが、ホテルで働いているところから、THE 有頂天…や、夏菜が、家政婦のミタの脚本家からのプレッシャーに辛い思いをしたという純と愛、グランド・ブタペスト・ホテル(アクションシーン以外何も面白さを感じなかった記憶しかない映画)、フォー・ルームス(これもタランティーノが4本のオムニバスの最後を撮ってるし、音楽を元会員だったNHKディレクターのKさんの評価でサントラ買って売ってまた買い直して、中古DVDも買っていたけど、前述と同じような理由(こっちは、タランティーノ4作目しか撮ってないし、そんなに面白かった記憶もない)で、処分しました)を思いました。
 それから、確かオドレーが、ホテルかアパートの住人の様子を窓越しに見るのに、裏窓とかブライアン・デ・パルマのちょっとHな映画(タイトルも忘れた、確かボディ・ダブル、これも中古処分しました)やスパイダーマンか透明人間になる映画の、こんなことにこの能力(力?)を使っていいのかって台詞を思いました。
 オドレーが歩くのを後ろから撮ってるシーンよかったです。
 助演のゲイリーが、夫婦げんかで限界だと言って別れるのは、最近テレビで家族肯定ものばかり観せられて、食傷気味だったうっ憤を晴らしてくれました。女芸人のOさんが以前言ってたけど、場合によるけど、まだ、他人の不幸が楽しい気持ちから抜け切れてないです。
 ゲイリーが、ホテルの部屋でスーツケース?(これも、…バッグとしか名前が浮かんでこなくて調べたら、キャリーバッグの横に、らしい写真があったりしたのでこれみたいでした)を開けて、ジャケットをハンガーにかけるシーンに、昔あんなふうに旅行してたな、面倒臭いなと思いました。
 ホテルでオドレーが聞く、初老の夫人が、あなたのことを想うだけで濡れるわと言うシーンは、娚の一生の豊川さんと榮倉奈々の男女逆バージョンだと思いました。オドレーが、客室で、客が散らかした小さいテーブルの菓子包みとかを捨ててきれいにシーンでは、部屋をきれいにするのは気持ちいいなと思いました。
 オドレーが雀になるところから、映画が生き生きしてきます。いつ出るの?かなと思っていた鳥の出かたが唐突(頭突と思っていた)で面白かったです。(ここで、今、鳥といえば、ヒッチコックのもあったと思い出したけど、あれ、評価する人多過ぎる、そんなに面白くないと思う。ヒッチは、裏窓とあとロープがあれば充分て気がする)なり替わった雀が、夜の灯りの中を気持ちいい空撮と、いい音楽に乗って空港施設の外の風景やそんなに高くないビルがちょこちょこある街を飛ぶシーン(に)は、自由を感じて、久しぶりに映画を観ていて元気が出ました。素敵なバレンタインプレゼントをもらったなあという感じ。映画館でもらったチョコは、ポケットに入れてたので体温でちょっと溶けかけてしまってたけれど。
 この雀目線と雀を追った映像の撮影だけでも、どうやって撮ったのだろう?(!)と思えたから、撮影賞はやれるし、主演女優、助演男優、音楽もこれで一応埋められました。
 雀をどう撮ったかでは、まず、タケちゃんが話した戦メリでのヤモリと大島渚監督の話を思い出して、オーシャンズ(検索したら、オーシャンズ11とかが並んで、あ、間違えたと思って、動物映画で検索したら、シーズンズが今年の映画で出てきて、オーシャンズという動物映画もあることがわかりました。これ、ギリ、観てるのに忘れてました)とかの自然シリーズの撮影方法とか、空撮は、今流行りのドローンとか使ったのかなとか思いました。
 ホテルの外のちょっと大きめの木にトトロを、カラスの声がして、笑の大学(演劇版・バージョン)、それからこの木何の木…♪のCMと、いろんな映画や音楽、演劇、テレビドラマ、CMを連想させました。落語まで。
 雀として飛行するシーンで、飛行機が飛び立つのと並行して飛び上がる場面があるけど、その前に2回位飛行機が離陸して飛び立つシーンがあります。これ打ってて思い出しましたけど、この飛行機の離陸シーン、ストレンジャー・ザン・パラダイス(あっちは着陸だったか)やあれを意識したと監督が湯布院映画祭のシンポジウムで言われてた安部聡子さんの恋のたそがれにもありました。
 日本人の男性(こいつが、見かけちょっと物足りない)が、お腹がすいた雀のオドレーに、ポテトチップを手で割って食べさせる優しさに少しジーンときました。そのあと、彼が雀の止まっているところや飛ぶ姿の絵をスケッチブックか何かに描くのですが、ここで、昔、大坪記念ホールで観た古今亭志ん朝さんの高座で初めて知ったんじゃないかという記憶の落語の演目、抜け雀を思い出して、雀があのまま絵の中に入っちゃたりしたら面白いのにな…とか思いました。そのあと、みゆきさんのすずめもちょっぴり。
 途中、雀のオドレーが、ゲイリーが見かけた猫に襲われたり、森でフクロウ(かミミズクなの? これも調べたら、写真見る限りミミズクだったみたい)かに襲われるのは、あれだけで、野生の自然の厳しさを感じさせましたし、公園とかで雀たちの周りに空き缶とか落ちているのは、環境(問題)まで想起させました。
 雀たちが群れで飛ぶシーンには、昔~しの蜂の大群の映画(タイトル忘れた)を思いました。
 ラスト近くで、疲れ切って眠り込んでいる人間たちに比べて、小さな雀たちの元気なのが印象的。
 駅か空港のターミナルを上から撮ったシーンが再び出てきて、これでプロローグとエピローグが同じ/一致して終わるのかなと思いました。
 ラストのハッピーエンドがよかったです。オドレーが、彼のこと知っているのに、はじめましてと挨拶するのは、これから何かはじまるんだという感じ(意味)で、いいなこういうのと思いました。
 今年の洋画、今のところ1位。
 映画館のペプシを買おうかなと思っていたけど、ゲイリーが小さめのペットボトルの水を飲んでいたので、やめました。
 今回は、オドレーのバストショットの顔に、エロティシズムとまではいかないけど、女の子だから、いいなというのを感じました。
 これ以上は、割愛。観てもらえばわかる人にはわかると思います。
 オレは評論家じゃないですから。
(敬称略)
FIN
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