健さん

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kinsan

なし 健さん

msg# 1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2016/10/10 20:44
kinsan  長老   投稿数: 275
キネマ館で、映画が終わって後をふり返って、観客が自分一人だったことに驚きを感じた。

映画自体は、それこそ国民的俳優と死んでいった高倉健の人物像を改めて承認していく内容だった。
だから、それ程の感動もなく、新たな高倉健像に触れることも無かった。

この作品の構成自体にも問題があるような気がした。
高倉健から服をもらった中国人俳優が狂言回し的な動きをするのかと思っていたが、監督がニューヨークを拠点とする写真家のためか、マイケル・ダグラスやマーティン・スコセッシの話にわりと時間を割いていたような気がした。

故人に対する礼儀ともいうべきなのか、それとも高倉健の人間性のためか、最初から最後まで褒め言葉のオンパレードで、しかもそれが目新しい評価ではなく生前から言われていたことの繰り返しだとすれば、この映画への関心も評価も低くなることは必至である。

この映画で興味をそそられたのは、八名信夫が言った「健さんのいれてくれるコーヒーって、美味しくないんだよね」という発言と、高倉健の付き人の息子の結婚式で祝辞を述べるシーンであった。

高倉健のファンによる、高倉健のファンのための映画になってしまったことが悔やまれる作品であった。

もっともっと知られざる高倉健を描くことができたのでは無いかと思った作品でもあった。

「昭和残侠伝」の高倉健、「幸せの黄色いハンカチ」の高倉健、「八甲田山」の高倉健、「宮本武蔵」の高倉健、「あなたへ」で大滝秀治の台詞に感動していた高倉健。「ジャコ萬と鉄」の高倉健

これらの健さんにもっともっと迫ってほしかった思う自分がいた。
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