猿の惑星: 聖戦記(グレート・ウォー)

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2017/10/20 16:40
sugio  長老   投稿数: 204
オリジナル『猿の惑星』の衝撃のラストに興奮してから40数年。リメイク、リブートを経ても未だにその魅力と高揚感は冷めやらぬだ。

猿が地球を支配するという斬新さと、知性を持った猿に比べて、いつまでたっても愚かな人間の対比が様々な警鐘を鳴らしながら真に迫ってくる。

新シリーズ、創世記、新世記、そして今回の聖戦記、エイプのリーダーであるシーザーが誕生してから壮絶な争いを強いられながらも毅然として仲間を新天地に導く壮大なスペクタクルドラマは、どの章でも目が離せなかった。

「エイプはエイプを殺さず」自ら掲げた掟に反して粛清したコバの亡霊に苦しみ、復讐の塊となって暴走する自分自身に押しつぶされそうになりながらも、踏ん張って種族のために満身創痍で戦うシーザーがすごく格好いい。猿だって事忘れてしまう。
モーションキャプチャーという最新技術を駆使した映像は驚くほどにリアルで滑らかな躍動感のある動きが素晴らしく、加えて感情をたたえたシーザーの目が台詞以上にものを言い、気持ちを掴まれた。
張り詰めた緊張感の中、お茶目なバッド・エイプのキャラには気持ちが和む。
中盤、ちょっとだけ冗長気味な気がしたけど、面白かった。
嗚呼、お猿さんの映画に泣かされるなんて。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2017/10/28 19:08
kinsan  長老   投稿数: 275
今回も自由の女神と出会うことができなかった。
破壊された自由の女神に出会うまでには、まだ何年も必要な感じがする。

エイプのリーダーであるシーザーが死んでしまった。
彼の後継者となるべき後継者は、まだ育っていない。
「猿の惑星」となるまでには、まだまだ何世代も何十年もかかるのではないだろうか。

この「猿の惑星」の新シリーズの狙いは、単にエイプが人間に取って代わって地球の支配者になるという話ではなく、人間の持つ弱さや悪い面を考えることにあるのではないだろうか。
元祖「猿の惑星」でチャールトン・ヘストンが人間のしでかした愚かな行為(核戦争?)を嘆いたあのラストシーンに行き着くまでには、もっともっと人間の愚かな行為が出てこなければならない。

シーザーとエイプを攻め殺そうとする冷酷非情な大佐(ウディ・ハレルソン:悪役として申し分なし!)がシーザーに語りかけるシーンで出てくる歴史上の人物が、カスター中佐リー将軍やヒトラーなどであった。こうしてみると、聖戦が強者である人間と弱者であるエイプとの戦いであると言える。
更に自分たちとは異質なものに対する恐怖から来る排除のための戦いでもあると言える。

欧州における難民排除の動き、米国における過激な差別的な言動をくり返す指導者、アジアにおける言動が真逆の指導者とその一党等今おこっている世界情勢を映し出しているようで、この映画が投げかけるテーマはものすごく重いと言える。

ラスト近くで軍隊が殲滅するシーンは、なぜか「ロード・オブ・ザ・リング」を思い出してしまった。

エイプが集団で学び始めた時、エイプが生産活動を始めた時、本当の意味での「猿の惑星」が生まれ始める・・・・その時、人間は?
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