4分間のピアニスト

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2008/3/6 22:49
tezuka  長老   投稿数: 486
ドイツ映画、重くて暗いけどどことなくユーモアもあって(それも、今笑っていいとこなの?とちょっと躊躇するような)ハマりそう。

ふたりのピアニスト。
ひとりは年老いた女。
もうひとりは若い女、ただし囚人。
互いに暗い過去を背負って生きてきた。
それも、ひどくもがきながら、自分を傷つけ、厳しく律しながら。
共通しているのは、ふたりとも愛するものを助けることが出来なかった後悔の気持ち。

年老いたクリューゲル先生が、心の奥にしまっていた思い。
きっと、彼女の言う「美しい音楽」に触れるたびに胸を締め付けていたであろう面影や思い出を、若い天才によって図らずももう一度見つめなおすことになる。
想像しただけでも辛い。
クリューゲル先生がどのように生きてきたのか、を思う。
私ならきっと精神的におかしくなっていただろう。
彼女には音楽があった、だから生きてこられた。

それはきっと若き天才も同じ。
死んでもよい、と思いながら、それでも生きたいからクリューゲル先生を受け入れた。
心の痛みと体の痛み、彼女は心の痛みを体の痛みで紛らわそうとするかのように荒れている。

誰もが観て、良いと思える作品ではないと思う。
しかし、ドイツ映画のパワーを感じるには十分。
なんともすごい作品だった。 :dog_01:

--
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2008/3/11 18:21
mk2  半人前   投稿数: 29
素晴らしかったです。
音楽の美しさと美しいものが人に与える喜びを、ひしひしと感じました。

ぴりぴりと傷ついた獣のような少女と、音楽だけにすがり付いて生きてきた老女の対比を通して描いているのですが、
どちらも、理不尽に傷つけられた存在として背景がしっかりと語られ、それでも人におもねることなくそれぞれの人生を生きている、その部分を刑務所内の細かな描写で描いていて、リアリティがあります。その話の中で、二人はとても違っているのだけど、音楽に引きずられるように協力関係を築いていくのですが、ここ、激しいです。
二人の反発は・・・骨身を削りあうようです。それでも、ピアノのためにお互いを受け入れていく。
人はこういう喜びのために生きているのだな、と実感します。

最後の少女の演奏、映画の中の観客同様にしびれました。
もう一度、彼女の演奏が聞きたいです。
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