キャンディ

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2008/5/23 8:19
tezuka  長老   投稿数: 486
ラストのヒース・レジャーの表情を見るだけ、でも価値ある一本。

詩人志望のダンと画家の卵キャンディ。
このふたりの状況だけでも彼らが「一般的な」生活をしているとはとうてい思えない。
ダンは薬物常習者で、しだいにキャンディもドラッグに溺れるようになる。
始めは身の回りのものを売りドラッグに代えていた。
売るものがなくなるとキャンディの体。
ダンも男色者相手に試みるができず、キャンディは店や街頭で客をとるようになる。

物語は「Heaven」「Earth」「Hell」の三部構成。
監督のニール・アームフィールドはオーストラリアでは名の知れた演劇監督らしい。
この作品が映画本格デビューらしいが、上手だと思う。
今後が楽しみです。

薬物中毒は怖い。
その時間に溺れて芸術を生み出すことも出来るかもしれない。
まやかしの世界に浸ることで、日々の辛さを忘れられるかもしれない。
しかし、、、、、こんなこと言っていいのか・・・・
本来薬物による現実逃避の遊びは、特権階級、何もしなくてもお金が入ってくる人たちのものだと私は思う。

若いふたりが薬物に溺れながら愛し合う。
その姿は痛々しいし、もしこんなふたりが近くにいたら「それが愛なの?」と残念に思うし、ほうっておく。
「ふたりの世界」に浸ってるだけでも強力なのに、それに「ドラッグ」という最強のプロテクターを持ってるんだもの。

その頑なな心を溶かしていくもの、それが愛。
それも、誰からのものでもなく、自分の中に生まれるもの。
傷つきボロボロになって、大切なものを失って、もがいて苦しんで何かに気付き、新しい未来に向かっていくとき、もしかしたら誰もがラストのヒースのような表情をするのかもしれない。

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