ホノカアボーイ

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2009/4/4 7:00 | 最終変更
kinsan  長老   投稿数: 276
ハワイのホノカアに彼女と旅行に来た大学生レオ。その旅行中のことも原因となって彼女と別れたレオは、再びホノカアを訪れます。
そして、物語が、始まります・・・・

レオと彼の周囲の日系人、とりわけレオの食事の面倒を見てくれる「ビー」との関係がこれでいいのかというくらいに、全てに淡々と語られていきます。

美味しい食事をレオのために作ってくれるビー。レオの働き場となる映画館にいる3人。レオと仲良しになる人々・・
その人達みんなが、優しいのです。レオを温かく迎えてくれるのです。

その中で、レオとビーとのやりとりがお話のメインになってきます。ビーの作る料理がレオが撮影した写真で紹介されます。その写真が増えるごとに、ビーの存在がレオの中で希薄になってきます。
極めつけは、ビーのレオの対する気持ちに気がつくことなく、レオはビーが計画したレオのお誕生会につ、きあい始めた女の子を招待することを話します。しかも彼女が「ピーナッツが苦手だから・」ということまで注文をつけるのです。その、レオの誕生会の夜から、いろいろなことが動き始めてくるのです・・・

「ラヴェンダーの咲く庭で」と似た話だと思いました。年老いた女性が、若い男性を好きになっていく。でも男性は、そのことに一つも気がつかず、自分の好きなことをしていく。そのことで、女性は傷ついていく・・ある意味悲しいお話です。

出演は、ビーに倍賞千恵子。今回の彼女の演技には、ふと不思議なものを感じました。調和の取れた演技のようで、意図的に外したような演技のような気もしました。ただ、誕生会前後の演技は本当に上手いと思いました(観ている時は、ただただ集中してみるだけです)。

喜味こいし、この映画の中では最高です。もうこの映画観ていたら、「亀仙人」はこの人だと思ってしまいました。これ一本で、助演男優賞を挙げたくなりました。

松阪慶子、太っていることを気にせず、大らかな女性を演じているところがすばらしいと思いました。
庄司照枝、お馴染みかしまし娘のメンバーです。いい感じの演技です。喜味こいしと同じく、懐かしさが先に出てきました。
長谷川潤は、いるだけで十分という感じです。演技力は、求められていなかったと思います。

そしてレオ役の岡田将生、この映画が初主演作だそうです。ノー天気な大学生役を、うまく演じていたと思います。何故なら、観ていて本当に「なんて奴だ、こいつは!」と怒ってしまいましたから。
あまりオーラを感じませんでしたが、これからどう化けるのかを楽しみにしています。

行ったことも体験したこともありませんが、例えればハワイの午後から夕方にかけての、爽やかな風のような映画でした。
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