ちゃんと伝える

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - | 投稿日時 2009/9/11 7:36 | 最終変更
hiro  管理人   投稿数: 219
「史郎君、君が癌だ」。主人公の北史郎(AKIRA)は癌の父親(奥田瑛二)が入院した病院の医師からそう告知される。父親より重く、父親より先に死ぬかもしれない。予告編でも流れたこの場面からどう展開するかという部分に興味があった。

タイトルの「ちゃんと伝える」が出てくるまでに20分以上あるこの映画、タイトル前の部分で既に主人公は自分が癌であることを知っていることが後で分かる。園子音監督は時間を前後させて、物語を語っていく。しかし、どうも今ひとつ、主人公の切実さがちゃんと伝わってこないきらいがある。父親と息子の話の深め方が足りないと思う。描写の仕方に破綻はないが、印象としては平板なものがつきまとい、フツーの映画というややネガティブな結論になってしまう。

主人公は父親が元気になったら2人で釣りに行くことを約束する。それは結局、かなえられない。そこで主人公が行う奇異な行動は父親との約束を果たすためではなく、恐らく自分のため、父親との思い出を何か形にして残しておきたかったためだろう。サッカー部のコーチで厳しかった父親と主人公はこれまで必ずしも仲の良い親子とは言えなかった。それを取り戻すかのように主人公は入院した父親のもとに毎日通うようになる。一緒に釣りに行くことは父親の希望であると同時に主人公の強い希望でもある。自分が癌にかかったことが分かった後ではなおさらだ。

というようなことは分かるのだけれど、やや説得力を欠く。恋人(伊藤歩)とのエピソードを抑え、父と息子に限った方が話の深みは出たのではないかと思う。出演者たちは悪くない。脚本の段階で、さらに一工夫欲しいところだった。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2009/12/7 19:07 | 最終変更
tezuka  長老   投稿数: 487
ものすごく面白くない、というか工夫のない、ちゃんと伝えすぎな作品。
デヴィッド・リンチの「ストレイト・ストーリー」を観たとき、それまでの奇天烈な作風の彼をとても好きになれたんだけど、そんな感覚を期待して、この作品を観ました。
けど全然ダメ。
そもそもデヴィッド・リンチと園子温を一緒に考えたことが間違いでした。

ダメっぷりが何もかもで、演出もダメ、セリフもダメ、ロケーションもダメ、どこを観ればよかったんだろう。
登場人物全ての心の痛みであるとか、そんなものがまるで感じられない。
それはとにかく演出であるとかもだけど、まず脚本の時点ですごくダメだからだと思います。
ちょっとしたセリフが、みょうに陳腐。
また、ちょっとした流れが、みょうに陳腐。
そして、ここはあってしかるべきじゃ?と思える場面や描写が作品中に入ってなくて、深みがまるで感じられない。
つまらない作家だなーという印象。

ということで、もしかするとこの作品もまた「愛のむきだし」同様に、実験映画なのかもしれません。

だけど、ちょっとこの監督に付き合うのは、私、疲れたかも。
もしかしたらこの人は馬鹿なのかな?と思いつつ、いや、それは私の勘違いで、やっぱり素敵な人なのかも!もうちょっと付き合ってみようかな。。。。みたいな気持ちには、今はなれてない・・・

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