おおかみこどもの雨と雪

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 | 投稿日時 2012/7/22 8:00
kinsan  長老   投稿数: 276
公開初日のレイトで見てきました。
明らかに細田監督ファンと思える人たちもいて、予想していたよりも観客が入っていました。

おおかみおとこだと知らずに好きになり、おおかみおとこだと知って結婚した主人公の花。
子どもも二人できて、これから一過で幸福な生活を送ろうとしていた矢先に、おおかみおとこは死んでしまいます。

残された二人のおおかみこどもを抱えて、花は三人で生活していこうと決心します。そして人の少ない山里で生活することを決め、引っ越しします。

おおかみこどもの形をとっているものの、物語の本質は家族愛と子どもの成長、親離れ・子離れというごく普通の物語です。

この映画を見ていると、おおかみにんげんであることの悩みや苦しみがごく普通の人間の苦しみや悩みとして迫ってきます。むしろおおかみにんげんとしてモデリングしてあるだけに、悩み、苦しみ、成長がダイナミックに伝わってきます。

決して子ども向けの映画ではなく、ファミリーでまたカップルで見てもらいたい映画だと思いました。

ひ弱な雨がある日突然おおかみとして目覚めるシーン、雪がおおかみであることを辛く思い始めるシーン等々心に残るシーンがたくさんありました。

サマーウォーズのような派手さはありませんが、心にじわっと沁みてくる映画でした。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2012/7/25 0:16 | 最終変更
d0yaga0  一人前   投稿数: 90
 
素晴らしい。間違いなくこれは大人のための繊細で美しすぎるアニメーション映画だ。そして、子育てに奮闘している世界中のお母さんたちに捧げられた物語だ。

時間旅行も手に汗握るバトルとも無縁の一見して地味な物語ではあるけど、愛するということ、育むということ、そして自立すること、といった人が生きていく上での大切なことが本作には満ち溢れている。

この物語をアニメーションという表現方法で紡いだことをまず評価したい。水滴の透明さやそよ風に優しく揺らぐ緑の草花や木々たちがこの物語をかけがえのないものに昇華している。アニメだからこそなし得た新たな表現方法だと思う。

そして、この親子のバックボーンを表現するのに本が効果的に使われていたのがとても印象的だった。画面にあらわれる本のタイトルにこの親子の営みがじわじわとリアルに伝わってくる。

ひと目を避けて生きることは容易い。世間と交われば少なからず苦しみや傷付くことが待っている。しかしながら、人と交わることで得られる喜びは何物にも代えがたい。それを気付かせるために『時かけ』と『サマウォ』が存在しているのだろう。人と関わることは決して苦しいことばかりではない、と。

主人公の花に自分の母親をだぶらせ、二人の子ども達に思春期の自分を重ねた。雨の行動はまさにむかしの自分の行動そのものだ。それでも信じてくれたわが母に今更ながら感謝。しばらく会っていないので久しぶりに顔を見せに帰るか。

この作品は世に存在する名画たちがそうであるように自分の成長を確かめるための試金石のような映画だ。わが子の成長と共にこの作品に触れ自分の感情を確かめる。そして子育てに自信がなくなるたびにこの親子のことに思いを馳せることになるだろう。

本当に大事な時間はあっという間に過ぎてしまう。だからこそ過ぎ去っていく日々が大事なんだね。

あーもう一度観たいぜ!

 
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2012/7/28 11:14
haruko  長老   投稿数: 320
絶賛の嵐、のようですが、なんだか期待はずれで落ち込みました。

と言ってもツマラナイ訳ではありません。子育て中の若いお母さんを励ます家族愛の映画だと重々納得はしました。
しかし、文部省推薦の教育映画を見せられているような詰まらなさ。お説教くささは、私には嬉しくはないのです。

オオカミと花の恋!
これは最高に素敵で,オオカミに変身する告白のシーンなどはそれこそ私は苦しいくらいにドキドキで、このまま、このラブストーリーがずっと続けば、絶賛の嵐に負けないくらいの絶賛を惜しみなく投げかけたことでしょう。
何と言う素敵な恋でしょう。カッコいいオオカミ人間。
感動の涙で胸いっぱいになりました。

それなのに、、、ステキなオオカミ男は、あっけない最後をむかえ、このドラマは、風船がシュルルと萎むように、見る見るチャチなものとなってししまいました。
優等生の母親を偉いなぁとは思っても、あまり好きにはなれないタイプで、後半は退屈でした。

「そんな筈は無い。harukoさんはおかしい」と思われる方は是非見て反論して下さい。次の合評課題作ですから。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2012/8/1 19:50 | 最終変更
sugio  長老   投稿数: 204
オープニングのおおかみ男のクールな登場と花の恋物語は、どきどきするほどステキだった。長身で寡黙、実は思いやりのある優しい彼、、、に胸キュンです。なので、やはり物語始まって早々の退場は、非常に残念。

メインの花と子供たちの成長物語、おおかみ人間であるがゆえの葛藤と苦悩を優しい目線で描いていたと思う。リアルに考えれば、もっと困難を期す場面もたくさんあったと思うけれど、そこは追求しすぎてもいけないのかもしれない。ただ、生活苦と子育ての苦労は見えても、花が母親として子供のことを考えてポジティブな方向へ行動したり、人生の指針になるような導き方をした要素があまり感じられなくて、そこらあたりが少し物語りを上滑りに軽くしているのかなとも思えた。

雪が草平くんに真実を打ち明けるシーンには感極まって涙が出た。それは、人間として生きようと決心した雪のそれまでの苦悩が伝わったからだと思う。ところが、雨がその生き方を選んだ時、母親としての花の切なさがもっと切実に胸に迫ってきても良いはずなのに、私の中で空回りし淡々と映像をなぞってしまったのはどうしてなのだろう。

たぶん、その時に至るまでの中で、やはり花の子供たちの人生に対する葛藤がしっかり描ききれていないと感じたからなのではないかしら・・・私の想像力不足?。とはいっても、親子で見る作品としてであれば、このくらいが良いバランスなのかもしれない。後味も良く、子育て、人生においてのさまざまな要素を含みながらも、これっというパンチにかけていたかなぁというのが率直な感想です。

比べるなら、私は【サマーウォーズ】の方が格段に好きだった。
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