午前十時の映画祭「山猫」

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2012/7/25 22:57
haruko  長老   投稿数: 320
ビスコンティの手に掛かると、普段はちょっと下品なバート・ランカスターも突如として貴族に変身してしまうから凄い。
威風堂々、生まれながらのサリーナ公爵のようですらある。
没落寸前のシチリア貴族の憂愁を見事に演じていた。

以前見た時にはバート・ランカスターがこれほどの存在感を示していたとは気づかずにいた。それは多分、黒い眼帯のアラン・ドロンの美貌にばかり目が行っていたのかもしれない。ランカスターの重厚な演技なくしてこの映画は成り立たなかっただろう。ヴィスコンティの目の高さにも驚かされる。
甥のタンクレディにはアラン・ドロン。成り上がりの身分違いのアンジェリカとの結婚を許したのもすべて先を見越したサリーナ公爵のしたたかさである。
公爵とアンジェリカのダンスシーンは惚れ惚れと言うか、陶酔させられた。まさか今にしてランカスターに心を奪われるなんて思っても見なかった。
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