渇き。

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tezuka

通常 渇き。

msg# 1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2014/7/5 8:55 | 最終変更
tezuka  長老   投稿数: 486
映像、音楽、演出は面白いです。
面白いのですが今回は中島監督、やりすぎのように感じました。
「告白」程度にしておけば良かったのに。
かなりもったいないです。
残念極まりない。

登場人物が持つ心の闇=孤独を、
凝った演出のためにこちらが慮るヒマがありません。
完全にエンターテインメントでしかなく、
物語として語るようには出来ていませんし、
この作品を物語として語るには私はもう歳を取り過ぎました。

この作品がタランティーノ監督作品ならこんなこと言いません。
中島監督がタランティーノよろしくチャラく熱く自分の作品を語れるようなキャラだったら違いますが、できることならこんな作品は高評価されてほしくないです。

出演者は誰が良いとも言えません。
これもまた残念。

--
45

hiro

なし Re: 渇き。

msg# 1.1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2014/7/14 8:33 | 最終変更
hiro  管理人   投稿数: 218
 ロドリゲス&タランティーノの「グラインドハウス」のようなタイトル、「オールド・ボーイ」のような残虐性。殴られ蹴られ刺され撃たれる主人公(役所広司)の姿は肉体ばかりでなく、精神的にも壊れてきてかなり痛々しい。

 中島哲也監督の編集はいつものようにアップテンポで、3年前と現在を自在に描きながら、失踪した娘加奈子(小松菜奈)の実相と事件の真相を徐々に明らかにしていく。あまりのバイオレンス描写に思わず笑ってしまう場面もあるけれど、見終わって気分が晴れないのは「オールド・ボーイ」のような驚愕の真実があるわけではなく(こちらの想像の範囲を超えない)、刑事から落ちぶれてやさぐれた主人公の精神が病んでいるからだろう。

 というか、登場人物のほとんどがビョーキだ。異常な人物ばかり出てきて、感情移入できるキャラが見当たらない。叫び、喚き、傷つけ合い、殺し合う人間たちを見ていると、こちらの神経もささくれ立ってくる。この異様な世界の中では加奈子の実は真っ当な(そして単純な)動機の方にむしろ違和感が出てくる。

 救いのない話であることはかまわないが、カタルシスがないのは困ったもので、事件の真相が明らかになっても、主人公にとっては少しも終わらない話になっている。無間地獄のようなラスト。中島哲也の語り口はやや一本調子のきらいがあることを除けば今回も一流だと思う。それをもってしてもこの話では傑作になることは難しかったようだ。描写の過激さに比べてストーリーが弱い。
yukidaruma

なし Re: 渇き。

msg# 1.1.1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2018/1/19 17:56 | 最終変更
yukidaruma  常連   投稿数: 58
渇き。 ☆(4.5点/5点満点)
 ネタバレ注意。
 この文章は作品の重要な内容に触れていることもあります。
 畏れを抱きつつ書きます。面白かった映画をご紹介することが再び映画を楽しめるようになれた私にできることなので。
 雪。
 オープニングの曲。
 二階堂ふみ。
 コンビニ。
 役所広司。
 妻夫木聡、ニヤニヤ。
 役所“ピーピーうるせ…んだよ、クソガキ。”
 加奈子。
 “見ません、夢…”
 ホーム会社のCM。
 黒のサングラス。
 音:PIN PON…。
 くつ下の破れた穴。
 シャブ(薬物)
 白のスーツ。
 アニメーション。
 パンチラ。
 漫画。
 “僕は人間に向いてない。”
 水道水。
 小松菜奈さん。
 “僕がギリ人間なのは君がいるからなんだ。”
 橋本愛:加奈子のこと、本当に知ってます?おじさん、迷惑なんですけど。
 國村隼さん。
 役所さんの顔面の汗。
 飛び降り自殺。
 “人は何故空を飛べないのか?”
 挿入曲。
 手持ちカメラ(ステディカム)の映像。
 写真。
 缶ビール。
 父親と母親。
 暴力。
 “死んでる、あんたなんか。”
 フローリングの床のガラス片。
 野球部。
 「不思議の国のアリス」
 “…責任…。”
 妻夫木:分かりませんよ、馬鹿なガキのすることなんか。
 役所:やってみろジジイ…。
 スタンガン。
 ナイフ。
 “ゴミは美しいものを汚(よご)す”
 パンティ。
 川面の光。
 ロッカーの鍵。
 役所さん:(橋本に)“ブス。”
 森川葵。
 編集。
 手錠。カメラのシャッター&フラッシュ。
 水しぶき。
 “ちくしょう。”
 カースタント。
 ミルク。
 雨、車内。
 小松:愛してるよ。
 橋本:怖いよ加奈子って。相手が…言って欲しいこと言って、そしてめちゃくちゃにする。
 “自由過ぎんだよ、あんたの娘は。”
 鏡。
 カッター。ピアス、耳。
 川面のネオンの光。
 オダギリジョー“許せるか、お前は俺を。”
 小松:夢の中は自由。好きな人に何しても殺しても。でも、…すぐ怖くなって逃げだす。
 “藤島、君は誰?”
 中谷美紀。
 小松:まともって何?
 中谷:狂ってる、あんたもあんたの娘も。
 役所:あいつも18になった。早くさがし出せ。あいつは生きてる。俺の手であいつは殺す。
 役所さんの顔のアップ。
 クレジットタイトル曲。
 これ以上はカット。観てもらえばわかると思います。
(敬称略)

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